行政書士今井和寿事務所 の日記
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なぜ離婚抗議書を作成するのか
2012.03.12
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話し合いで合意すれば、それだけで契約は成立します。
これは、日常のお買い物などと同じです。
それでは、買った人がお金を支払わなかったら、どうでしょう。
売った人は、もちろん困ります。なぜ、困るかといえば、代金がもらえないからですよね。
これは、お金の支払いと契約の成立とは、何ら関係がないことを示しています。
契約というのは、守られない場合を考えて策を講じておくべきなのです。
離婚の場合も同様で、子どもの養育費が支払われないことが珍しくありません。
話し合いでの合意があっても、口約束だけでは支払いを求めることが難しくなります。
養育費の支払い方法や金額については、離婚協議書を作成してきちんと記載すべきなのです。