行政書士今井和寿事務所 の日記
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特別の寄与の制度創設
2019.02.01
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今年は相続に関する制度が、いろいろ変わります。
先日は、自筆証書遺言の方式緩和が施行されましたが、これからも続いていきます。
例えば、相続人以外の親族で、貢献の大きい人のことを考慮する制度です。
病気や介護で、とても献身的に尽くしてくれた人に、お金を与えたい場合、従来ですと、死因贈与の契約や遺贈として遺言に書く場合が多かったと思います。
今年の7月に施行される予定の制度は、病気や介護で献身的に尽くしてくれた相続人以外の親族が、相続人に対して金銭の請求を行うことができる制度(特別の寄与というそうです。)なのです。
(特別の寄与の制度が、普及するのか注視すべきでしょうね。)