行政書士今井和寿事務所 の日記
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何をすることができるのかを知ること
2019.04.08
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大阪では知事と市長のダブル選挙で、大阪維新の会が勝利したということで、大阪都構想の実現に向かうそうですが、一般的には地方の選挙というのは盛り上がらないというのが、最近の傾向になっていると思います。
この大きな理由は、地方議会で何を決めることができるのか、何をすることができるのかを、よく分かっている人が少ない、ということではと考えます。
大阪維新の会はダブル選挙前に、二重行政の解消ということを訴えていたようですが、一般的に何が重複しているのかということを、住民がよく分かっていない自治体は多いと思います。
私が自分の住所地で以前から感じていたのは、地方議会議員の選挙で候補者が実現したいことが書かれた紙に、「こんなことは地方議会では無理なんじゃないか」ということが書いてあることでした。
(見栄えの良いといいますか、有権者に受けることを書いているのではと思わせる内容から、この候補者は地方の権限を理解していないのではと感じたものです。)
国政に比べるとマスコミが取り上げることも圧倒的に少ないですが、地方議員に対しては報酬や活動のために公金が使われています。
ですので、よく分からないまま、議員が選ばれることは、残念な気がしますね。