行政書士今井和寿事務所 の日記
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非嫡出子の相続分を遺言で
2013.09.10
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先日、非嫡出子(婚外子)の相続分を嫡出子(法律婚の子)の半分とする民法の規定は、法の下の平等を定めた憲法に違反するという判断が、最高裁で下されました。
法律の専門家やマスコミの論評は、最高裁の判断を妥当…
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相続に生命保険を活用する
2013.08.21
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遺言で遺産を分けるとき、相続人の現状と将来を考えて与えられると思います。
しかし、財産が上手に分けられない場合もあるでしょう。
そのような場合に、生命保険の活用を検討されてはいかがでしょうか。
生命保険の活…
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被相続人がトラブルを防ぐ
2013.08.08
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相続は、戸籍の関係が基になります。ですので、自分の戸籍をじっくりご覧になってください。
そうすると、親族間の利害が浮かび上がってくるかもしれません。
また、離婚・再婚のある方は、利害関係が複雑になっている…
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心身のコンディションの良いうちが最適
2013.06.11
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遺言を言葉どおりに訳せば、「言い残す」ことなのでしょう。
しかし、死期が近いときに「言い残す」のは、いろいろ支障があるのではないでしょうか。
資産や家族の状態から相続税のことまできちんと把握するのには、心…
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寄与分
2013.05.24
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法定相続人となる人が複数いる場合に、被相続人に献身的な人がいるとします。
その献身的な人に対して、被相続人が他の法定相続人よりも相続分を多くしたいと考えても不思議ではないでしょう。
このような場合に、法定…
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遺言執行者
2013.05.02
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遺言は、遺言者の思い・考えが託された書面であるともいえます。
しかし、遺言の内容が実行されるのは、遺言者が亡くなった後ですから、きちんと実現しない可能性もあります。
(遺言の内容を実行するのは相続人ですが…
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法定相続人以外に財産を渡す
2013.04.22
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遺言がなければ、法律の定めに従って相続する人が決まります。
(法定相続人により相続されます。)
法定相続人でない人に財産を渡したい場合には、遺言を作成して表現してください。
生前とてもお世話になった人に贈り…
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秘密証書遺言
2013.04.11
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秘密証書遺言は書面を封筒に入れて封印するので、内容を秘密にすることができる方式です。
また、自筆でなくてもかまわないので、ワープロ・パソコンでの作成も可能です。
秘密証書遺言の作成手順の大まかな流れは、以…
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公正証書遺言のメリットとデメリット
2013.04.01
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公証役場の公証人が作成するので、以下のようなメリットがあると考えます。
(1) 遺言内容の実現性が高い。
公証人は、裁判官や検察官といった法律の専門家が任命されています。
ですので、法律的に実現できない内容を…
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公正証書遺言
2013.03.21
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公正証書遺言は、遺言者が伝えた内容をもとにして公証役場の公証人が作成するものです。
(したがって、遺言者が自分一人だけで作成することはできません。)
公正証書遺言の作成手順の大まかな流れは、以下のようにな…